なりきり!オリキャラさんに100も質問 -なぜだか義姉弟編-
「……本当、不愉快」
「あらあら、どしたの、奈奈サン。眉間、皺寄ってるよ」
「どうしたもこうしたも……あんたと一緒なんて最悪って思ってるだけ」
「相変わらずキツイなぁ。ま、そんなとこも好きなんだけど」
「冗談はよして? 本当……最悪」
「あらま、相等、嫌われちゃってるねぇ。だけど考えてもみなよ。奈奈サン、ここで『弘毅さん』と話したかった?」
「…………」
「だんまりですか。ま、いいけどね。怒ってる顔も可愛いし」
****************
その1:お名前は?
「安芸です。あきって読むんだけどね。苗字は勘弁」
「どうして? だって隠さなくったって……」
「あ、奈奈サン、ストップストップ!」
「……と一緒じゃない。どうしてそんなに慌ててるの?」
「なんとか、阻止できたかな。一応、ネタバレらしいんで。大したネタじゃなくてバレバレのだけどね」
「織畑奈奈。よく奈々と間違われるけど、同じ字2つなんで宜しく」
「奈奈サン、可愛い名前だよね」
「どうでもいいけど、後ろから抱きつきながら喋るの、辞めてくれない?」
「え? ああ、だって、抵抗されてないし」
「する気力もなくなるほど嫌なの」
「まあ、それはそれで。奈奈サン、ちょっと痩せた?」
「知らない。あんまり興味ないから」
「折角のおっきなバストが台無し……おっと、危ないなあ。女の子が拳振り上げちゃ駄目でしょ?」
「手、離して」
「力ずくで抜けない限り、イヤ。本当に嫌だったらできるはずでしょ?」
「ふうん、いいんだ。本気で嫌がってるって示しても!」
「痛っ! な、奈奈サン噛み付くなんて、ヒドイだろ」
「はあ。ようやく解放された。自業自得でしょ?」
「ま、いいけどね。奈奈サンにつけられた傷なら、歯形だって」
「ちょ、ちょっと、歯形にキスなんてしないでよ」
その2:画像などありましたらおねがいいたします。
「ナイ。元ネタ画像なら、こっちにあるけど」
「オレのはないけどね」
「ああ、嫌われてたもんね作者に。出番を1話丸々削られる位に」
「ま、今は気に入られてるみたいだけどね」
その3:ご活躍の作品名(ありましたら)
「タイトル未定。いつまで未定なんだろうねえ」
「いつまでもなんじゃない?」
その4:ジャンルを教えてください(アクション、ラブコメ、伝奇ものなど)
「オレ、後半しか出番ないらしいから知らない」
「一応、恋愛モノらしいけど。わたしは誰とも恋愛するつもりはない」
「うん、オレ以外とはね」
「安芸は一番ない」
「つれないねぇ」
その5:そのあらすじなど。(ありましたら)
「オレと奈奈サンのいちゃいちゃ話」
「却下」
「18禁希望で」
「激しく却下」
その6:主人公ですか?サブキャラですか?
「奈奈サン、主人公だよね」
「学生側のね」
「オレはサブにすらなれてないゲストキャラクター。ま、気楽な位置が一番ってことで」
その7:どんなポジションですか?
「オレはラスボス前の中ボスです」
「自分で言う?」
「だってそうだろ? ま、立場で言うなら奈奈サンの義弟モドキで去年までの同級生。んで、天やさつきのバレー部の先輩。こんな感じ」
「わたしは……高校留年してもう一度高校3年生することになった」
「もう一度も何も。昨年は全くと言っていいほど学校にこなかっただろ。折角、同じクラスだったのに」
「……だからでしょ?」
「あらま、根が深いねぇ」
その8:あだ名ありますか?
「さつきなんかからはアッキーって呼ばれてる。それ位かな」
「わたしはないと思う。多分だけど」
その9:普段はなんて呼ばれていますか?
「安芸、安芸先輩。コレ位かな」
「奈奈、奈奈ちゃん、奈奈サン、織畑」
「あ、オレの呼び名もちゃんと入ってる。嬉しいなあ」
「別に。事実を羅列しただけでしょ?」
その10:身長、体重、性別
「知らない」
「んー、奈奈サンはねぇ目測と抱き心地からして。身長157cm、体重43kg、B88・W58・H87って感じかな。カップサイズはF……いや、今はEくらいかな」
「ちょ、ちょっと、3サイズは聞かれてないでしょ。それにどうして知ってるの?」
「だから目測と抱き心地だってば」
「最っ低」
「オレは174cm、54kg。俳優の塚本高史と一緒らしいよ。ま、野郎の身長体重なんて聞いても嬉しくもなんともないだろうけど」
その11:年齢、あれば生年月日も。
「10月27日。今年で19歳の大学生」
「わたしは6月30日で19歳。……だけどまだ高校生」
その12:出身地はどちらですか?
「別に。普通の住宅街だけど」
「同じく」
その13:髪の色、瞳の色、肌の色は?
「髪はアッシュブロンド。眼は緑のカラコン入れてる。肌はまあ、自前だけど」
「オレンジに近い茶色の髪に鳶色の瞳ってもう描写されてる部分がある」
「奈奈サンの髪、ふわふわで可愛いよね」
「ちょっと! 髪にキスなんてしないでよ」
「瞳も澄んでてきれいだし」
「あのね、そんな至近距離で見ないでくれない?」
「ドキドキしない?」
「ちっとも」
「そりゃ残念」
その14:人種(人外のかたは種族など)は?
「日本国籍の日本人だから、黄色人種なんじゃない?」
「まあねえ」
その15:利き手どっちですか?
「右、かな」
「両きき。手先は器用なんで」
「さっきから何、人の髪弄ってるの?」
「ん? 編み込み。奈奈サン元はいいんだからさ。もうちょっと見た目に気を遣おうよ」
「あんまり興味ないもの」
「興味持とうよ。まあ、前に比べりゃ大分垢抜けたけどねえ。前の奈奈サンなんて、まゆげもボーボー。顔も産毛ほったらかし。挙句は化粧も全くしない」
「ちょ、ちょっとそんなこと言わなくたっていいでしょ?」
「言うよ。だって、奈奈サンにメイク教えたのオレでしょ? これは他の何に変えても言わせて貰います」
その16:眼、いいですか?
「普通、かな。1.0あるかないかくらい」
「オレもその位。だからカラコンにも度は入ってないの」
その17:ご職業は?(学生さんは学校名、学年をどうぞ)
「大学生。県外でちゃったおかげでなかなか奈奈サンに会えなくてね。淋しいのなんの」
「勝手に言ってれば? 私は高校3年。クラスはA組」
「天と一緒なんだって?」
「そうだよ」
「あいつには、奈奈サンに近づく男はみんな追っ払うように言ってあるから」
「安芸にそんなことする権利、ないでしょ?」
「なくてもするよ。……奈奈サンに近づく男は誰だろうと許せないからね」
「天は?」
「アイツは別。だって、とことん命しか眼に入ってないから」
「まあ……ね」
その18:今の職業(学校)に至った理由は?
「高校の時は兄さんがいなかったから。なのにオレが入学した年に赴任してくるんだから……本当、ついてなかった。今はまあ、入れるとこに入っただけだけど」
「家から近かったから。それ以上も以下もないかな」
その19:今の職業(学校)好きですか?
「……あんまり好きじゃない」
「図書館行くと、兄さんのこと思い出すから?」
「…………知らない」
「兄さんのことなんて忘れなよ。アレは結局、奈奈サンから逃げたんだ。その程度の男だったんだよ」
「あのひとを! ……悪く言わないで。お願いだから」
「……奈奈サン、今でも好きなの?」
「さあ? もう終わったことでしょ」
「オレの眼、見て言える?」
「…………もう、終わったことでしょ?」
その20:自分を動物にたとえると何?
「男は当然狼でしょ。オレも例に漏れず」
「あんた野蛮だもんね」
「失礼な。今は奈奈サンにしか手出さないよ?」
「激しく迷惑。昔みたく、いろいろ遊べばいいじゃない。わたしよりいい子なんて沢山いるでしょ?」
「そう? 奈奈サン以外いらないよ、オレ」
「わたしは安芸もいらない」
「まあ。言ってれば羊さん。いつかはむしゃむしゃ美味しくいただいちゃうから。躰だけじゃなくて、心もね」
「そんな日は来ないよ、いつまで待ったって」
「おやおや、侮ってもらっちゃ困るな。……オレが待ってるだけの男に見える?」
その21:特技ありますか?
「女の子のメイクや髪いじり。上手いよ〜。あと、アレも巧いよ〜」
「自分で言う男って大抵二度とゴメンって感じだよね」
「あらま。試して見ます、お客さん?」
「ありがたく辞退させてもらうわ」
「奈奈サンは絵がヘタだよね」
「ちょっと、どうしてそれが特技になるの?」
「いや、あそこまでヘタなのは逆にねえ。なんだか芸術家の新風みたいで」
「あんたは上手いからいいけどね」
「まあ、オレは何でも一通りはこなせますから」
その22:ご趣味は?
「特技と同じく。後はセックス?」
「いや、わたしに聞かれても」
「奈奈サンもそろそろ試してみる時期なんじゃないかなーと」
「イヤ。安芸となんて死んでもイヤ」
「絶対兄さんよりは巧いと思うけど」
「……最低」
「あらら、怒らせちゃった。奈奈サンの趣味はオレと寝ることってことで……あらま。反論すらしてくれないよ。奈奈サン、ごめん。冗談控えるからさ。ね。機嫌直して?」
「知らない」
「よかった。なんとか口はきいてもらえたよ」
その23:好きな色は?
「オレはシルバーかな。いぶし銀だとなお好き」
「色……? んー、特にないかな」
「着てるモノはグリーン系が多いよね」
「なら、緑なのかなぁ。ごめん、あんまり考えたことない」
その24:好きな花は?
「奈奈サンはガーベラって感じだよね」
「ガーベラねえ。個人的にはシラーが好きかなぁ」
「シラー?」
「うん。ユリ科の花でね。青とか紫の星型の花がキレイなの」
「ふうん。奈奈サン、花とか詳しいんだ。意外」
「中学ン時は園芸部入ってたから。普通の人よりは詳しいかもね」
その25:ついやっちゃうクセありますか?
「え? こういうこと?」
「ちょっと、抱きつかないでってば」
「まあまあ。ついついやっちゃうクセですから」
「嘘吐き」
「あとはこういうこととか」
「ちょっと、また髪にキスなんかして!」
「クセだってば」
「そういうのは癖じゃなくて、手癖が悪いって言うの」
「あらま、解かれちゃった。つれないねえ」
「わたしは頬杖とか割りとついちゃうかな」
その26:文字、綺麗な方ですか?
「奈奈サンの文字綺麗だよねえ」
「安芸よりはね」
「まあ、オレの字はねえ。女の子みたいってよく言われるけど」
「丸文字ではないものの、本当、女の子の字みたいね」
その27:得意なスポーツ(もしくはそれに類するもの)ありますか?
「まあ何でもこなす自信はあるけど、バレーにしときますか。一応、去年まで主将やってたし」
「私は、水泳かな」
「あ、奈奈サンの水着姿、最高だよね。競泳用の水着じゃ露出少ないのが淋しいけど」
「そういう話じゃないでしょ?」
その28:自分はギャンブラーだと思いますか?
「奈奈サンに手を出そうとしてるくらいだから」
「ちょっとどうしてそこで笑うの?」
「だって、ギャンブラーじゃなきゃ奈奈サンみたいな面倒臭いコには手ぇ出したりしないでしょ」
「失礼な」
「奈奈サンも相等ギャンブラーだと思うけどね、オレは」
「そう? 私は……単にその場でうだうだ言って立ち止まってるのが嫌いなだけだよ」
「その立ち止まってる時間が大切なこともあるんだけどねえ?」
「……そうかもしれないけどね」
その29:必殺技なんかありますか?
「せっくす」
「却下」
その30:食べ物の好き嫌いはありますか?
「別に。あ、でも甘いのよりは辛いのがスキかな」
「わたしは甘いものは勘弁。どうもダメなんだよね」
その31:自分の声に似ている声優さんいらっしゃいますか?
「さあ?」
「わからない」
その32:気になる人いますか?
「奈奈サンに手ェだそうとする男」
「いないけど、そんなの」
「そう? 天の情報だと、副担任と怪しいとか」
「副担任? 小椋なんか関わりたくもない」
「ひっかかるなあ。その物言い。感情は何であれ、オレ以外の男を気にするなんて」
「そんなんじゃない」
「あ、嬉しいこといってくれる。オレ一筋ってこと」
「それもない」
その33:恋人いますか?(おられない方は好みのタイプなど語ってください)
「奈奈サンに惚れてからは考えられないくらい一途だからねえ。彼女はいない」
「彼女は、ねえ?」
「ん。そういうこと。だって、奈奈サンさせてくれないし」
「当たり前でしょう?」
「ま、救いは今の奈奈サンには恋人はいないことかな。表向きは天と付き合ってることになってるけど」
その34:家族構成は?
「父ちゃん、母ちゃん、婆ちゃん、ダックスフンドのコタロー……兄さんも一応いれときますか。本当は奈奈サンも義姉さんになるとこだったんだけど」
「……父母はいない」
その35:尊敬する人は?
「奈奈サンを手なずけることが出来る人。ま、そんなのオレが許さないけどね」
「私は……」
「どうせ兄さんなんでしょ? ……いつまで、ひきずってるつもりなの」
「いつまでも。悔しいから忘れてなんかやらない」
「……本当、面倒なコに惚れちゃったなあ」
その36:ペットいますか?
「奈奈サンなら飼いたいな、オレ」
「激しく却下」
「骨抜きにしてオレなしじゃいられなくしてやる」
「コタローには餌あげなよ、ちゃんと」
「骨、抜き……って違うってば」
その37:親友いますか?
「ま、天か。いちおー」
「私は……涼くんかな」
「ダレ、ソレ。男?」
「どうだっていいでしょ、安芸には関係ないことだから」
「関係あるって。……天の奴、ちっともそんなこと言ってなかったぞ?」
「ああ、学校の人じゃないから。知らなくても仕方ないと思うけど」
「面白くないな。……奈奈サンに近づこうなんて」
「ただ仲良しなだけだよ」
「それが一番気に入らない。どうやって付け入ったんだよ、野郎」
「付け入るも何も、涼くんはいい人だもの。安芸と違ってね」
「分かってる? オレは奈奈サンに近づく男はダレだろうと許せないんだよ」
「許されなくても結構。自分の交友関係は自分で管理するんだから。いちいち干渉してこないで」
その38:友達多いですか?
「まあ、多いかな」
「少ないというより、今の学校にはいないかな。あ、でも同じクラスになった千倉さんは他の人より少し話しやすいかもしれない」
「ああ、アズ?」
「あず? ああ、うん。千倉梓さん」
「アズはいい子だよ。バスケ部とバレー部、同じ旧体活動だから、よく一緒になってたけど」
その39:敵(もしくはライバル)いますか?
「奈奈サンに近づく男全員」
「安芸」
「嬉しいねえ」
「どうして? 敵だって言ってるんだけど」
「だって、それだけ意識して貰ってるってことだからね」
「……撤回。安芸は敵ですらない」
「ひどいねえ」
その40:上司(先生でも師匠でも親方でも・・)をどう思いますか?
「弘毅さんは……ごめんなさい。あんまり考えたくない」
「じゃあ、噂の副担任は?」
「小椋? 鬱陶しい。人が独りになりたいっていってるのに、追い掛け回して」
「ふうん……そんなことしてる奴がいるんだ」
「安芸?」
「や、別に。邪魔者を排除する策を練ってただけ」
その41:そのヘアスタイルは床屋?美容院?それとも・・
「元は天パだけど、そのままじゃ纏まりがないから美容院でパーマかけてもらってる。学校には内緒だけどね」
「オレの知り合いの店だよね」
「別に。安芸は関係ない。私があそこ気に入って行ってるんだから」
「オレも大抵あの店。たまに鬱陶しくなると自分で切るけど」
「あーあ。器用な人はいいですねえ」
「お褒めいただき光栄です」
「今のは厭味なんだけど……」
その42:ONの時のファッションは?(画像でも可)
「シンプルな普通のタキシード。ま、式場のバイトだからね」
「制服」
「奈奈サン、ブレザーよりセーラー服のが似合いそうだよね」
「そう?」
「ん。ま、単にオレの好みだけど」
その43:OFFの時のファッションは?(画像でも可)
「んー、特にこだわりはないかな、これといって」
「そうなの? 意外」
「や、だって。何だって普通に似合うし、オレ」
「……ハイハイ、そうですかー。聞いたわたしがバカだったよ」
「奈奈サンもっとスカート穿きなよ。ミニとか似合うと思うけど」
「すーすーして違和感あるからイヤ。制服以外は殆どスカート穿かない」
「勿体無い。足、そそるカンジでキレイなのに」
「サイテー。絶対穿かない」
その44:何着て寝てますか?
「普通にパジャマ」
「大抵は裸」
「どうせ隣に女の子のオプション付きでしょ?」
「ご名答」
その45:自分のチャームポイントはどこだと思いますか?
「ヘソ。セクシーだって中々評判だから」
「ハイハイ。よかったね」
「なんかどうでもよさそうだね。奈奈サンは美脚と美乳だよね」
「勝手に決めないで」
「じゃあ、くりくりの可愛い髪」
「…………」
その46:もし、違う世界(ストーリィ)にいけるとしたら何がしたい?
「都合により元ネタを語れだそうなんで。オレは天の上司の諜報員。ついでに亡国の王子で、奈奈サンのストーカー。あはは、キレてるねえ、オレ」
「わたしは小椋の年上の幼なじみ。しかも小椋にベタボレ設定。……ありえない。本当、ありえない」
「奈奈サンの元キャラ、いろいろ胡散臭い設定あったよね」
「あー。年取ってない疑惑だとか、実は小椋の●だとか、●●●●だとか、●の●●は●●●●だとか、●を●したのも●●●●●●とか」
「ファンタジー書いてるって隠れ蓑で、結局は作者の思考回路バリバリな裏設定満載な話だったからねえ」
「いつまであのひと、禁断の愛とか言ってるの?」
「さあ? 死んでも治らないんじゃない?」
その47:座右の銘(もしくは決めゼリフ)ありましたらどうぞ。
「決めゼリフ……もうこのページで何度も言ってるけど『奈奈サンに近づく男はダレだろうと許せないんだよ』かな」
「A good medicine tastes
bitter.」
「良薬口に苦し? 渋いねえ、奈奈サン」
その48:これだけは我慢できない!ってことありますか?
「もう何がなんだか。……許せないことばかりで、もうわからないよ」
「もうこのセリフばっかりでいい加減どうにかって思われるだろうケド、やっぱり奈奈サンに近づく男かな」
その49:自分がゲームになるとしたらジャンルは何がいい?
「え? 奈奈サンとオレがヤれるゲーム」
「却下。ゲームなんて眼が悪くなるだけだから、いらない」
その50:今一番ほしいものなんですか?
「もちろん、奈奈サンの……」
「躰って言ったら殴るからね」
「違うって。全て。心も手に入れなきゃ何もならない」
「じゃあ残念だね、一生手に入らないよ」
「躰だけだったらいいの?」
「んなわけないでしょ。わたしは……欲しいものなんてない。どうせ、どんなに欲したって手に入らないんだから」
その51:カラオケで何歌いますか?(ない世界の方ももしあったらということで)
「Coccoとか鬼束ちひろとか。割と暗い曲ばかり歌っちゃうかなあ」
「オレはあんまり歌わないかな」
「へえ、意外。安芸、割と歌うまいのに」
「まあね。でも、暗いとこ行っちゃうとねえ。ま、これは本能ってヤツだろうけど」
「ちょ、ちょっと? カラオケってカメラあるでしょ?」
「? 別に関係ないんじゃない?」
「良くない。公共の場所をラブホテル代わりに使うなんて」
「んー、奈奈サン? ちょっと勘違いがあるようなんだけどサ。流石にソレはオレもしないよ? 単に、眠っちゃうだけで」
「あ…………ごめん、なさい」
「あー。もー。どうしてそんな顔するかなあ?」
「? あ、ちょ、ちょっと……腕、離して」
「無理。可愛すぎて窒息すると思った。その罰」
「腕、…………離して」
「奈奈サン、本当、無防備すぎるよ。本当にオレが嫌いなら、そんな顔見せちゃだめだって分かってる?」
「また噛むよ?」
「それは勘弁。ま、今日のところはこんなとこにしときますか」
その52:自分のテーマソングみたいな歌あったら教えてください。
「Vosanova,Casanovaだってさ。多分、殆どの人分からないだろうけど」
「どういう曲なの?」
「え? えっちい曲」
「……聞いたわたしがバカだったよ」
「奈奈サンはやっぱりCocco?」
「そうだね。特に雨ふらし、雲路の果て、樹海の糸、焼け野が原は選べないって」
その53:過去について語ってください。
「…………」
「まあ、それは作品内でおいおい、ね」
「……ありがとう」
「らしくないなあ。しゃきっとしなよ、奈奈サン? いつもの勢いはどこ行ったの?」
その54:将来について語ってください。
「何か手に職つけたいと思ってるけどねえ。折角手先が器用だから。だけど考えナシに大学入っちゃったし。暫くは様子見かな」
「とりあえずは今度こそ高校を卒業すること」
「奈奈サン、成績はオレよりずっとよかったから大丈夫じゃない? 通い続けさえすればね」
その55:現在の悩みありますか?
「好きなコに憎まれてること、かな」
「自業自得でしょ?」
「まあ、そうだけどね。でも……手段選んでる余裕はないんだよ、本当」
「だからって!!」
「このことに関しては謝らないよ、オレ」
「…………」
「なんだか今日は調子狂うなぁ。ホラ、奈奈サンの悩みは?」
「……安芸に言う筋合いはないよ」
「そうそう。その調子」
その56:占いって信じますか?
「いいことだけ。みんなそうなんじゃない?」
「そう? わたしは信じないけど。いいことも悪いことも」
その57:神様はいるとおもいますか?
「いたら殴る」
「あらら、穏やかじゃないねえ。オレは……どっちでもいいかな。いてもいなくてもあんまり関係ないし」
その58:しみじみと幸せを感じる時ってどんな時?
「奈奈サンをこうやって抱きしめてる時」
「ちょっと、また!」
「ハイハイ、釈放。オレ、マゾかもしれないなあ。奈奈サンに叱られると安心するんだよね」
「変態」
「あはは、ま、好きなコはどんな顔してても可愛く見えちゃうもんだし」
「眠ってる時かな」
「あらま。オレの意見は無視ですか。ホント、つれないねえ」
その59:百万円(貨幣価値の違う世界の方はそれぐらいの金額だと思って)あったら何に使いますか?
「お金なんていらない。……欲しいのはそんなもんで手に入るもんじゃないし」
「ま、確かに。ほしいものはお金じゃ買えないけどね、オレも。だけどとりあえず貰えるんなら貰うけど。で、パーっと使う」
その60:用をたしたばかりのトイレに500円玉を落としてしまいました!拾う?拾わない?
「拾えないなぁ、多分」
「道具か何かあったら試みるかもしれないけど」
「え? 奈奈サンなかなかチャレンジャーだね」
「小銭だってね、立派なお金なんだから。軽く見てると痛い目にあうよ」
その61:現在の設定では絶対にムリなんだけどやってみたいことってありますか?
「やー、何だって『絶対』に無理とは限らないからねえ」
「決め付けは視野を狭くするってこと?」
「そういうこと。とりあえずやりたいことはヤることだけど」
「……見直して損した」
「何、見直してくれてたの?」
「知らない」
その62:愛用品(武器とか小物とか)ありますか?
「メイク道具は欠かせないかな」
「あんた男でしょ?」
「だからだよ。女の子をいつでもいじれるように準備万端にしてあるの」
「本当、メイク好きだよね、安芸」
「女の子が自分の手できれいになってくの見るの、快感なんだから」
「そういうものなのかなあ。わたしは……物持ちいい方だからいろいろありすぎてどれとは言えないかな」
その63:名作童話のお芝居をすることになりました。どんな物語で何の役がいい?
「赤ずきん。オレはもちろん狼。で、奈奈サンはお婆さんね」
「? あんたのことだから、わたしは赤ずきんって言うと思ってた」
「ご冗談を。だって、赤ずきんは食えないじゃん。その前に猟師にズドン。ばあさんなら、先にじっくりと味わうことできるから」
「……本当、思考回路が何から何まで最低だよね」
「お褒めいただき恭悦至極」
その64:今度生まれてくるときは異性がいいですか?同性がいいですか?
「奈奈サンと反対の性別ならどっちでも」
「イヤだよわたし、生まれ変わってまでエロ女に追いかけられるなんて」
その65:自分が主役のエロパロ(もしくはやおい)同人誌を見つけてしまったらどうしますか?
「相手が男は勘弁だけど、奈奈サンならいいかな。あ、でも書いてる奴男だったら殺す。奈奈サンの裸とか想像した次点でブラックリスト入りだから」
「相手が誰だろうと、そういうネタに使われるのは嫌い。相手が安芸はもっと勘弁」
その66:自分にファンっていますか?
「いるよ」
「本人軽いとファンも軽いけどね」
「まあね。それは別に。奈奈サン、ファン多そうだよね」
「いなんじゃない? そんな人。今のクラスじゃ話かけてくる人もいないし」
「いや、絶対いる。こんな美味しそうな躰目の前にして勃たないのはおかしい」
「…………本当、頭ん中それだけしかないの?」
「ほぼこんな感じ」
「病院行きなよ」
その67:読書はしますか?どんなもの読みますか?
「オレは読まない。全くって言っていいくらい。奈奈サン、図書委員だから本沢山読むでしょ」
「そうでもないよ。まあ、読むことは読むけど。編み物の本とか雑学書がメインで、物語はあまり読まないかな」
「結局は……兄さん目当てだったってこと?」
「それは関係ない。……関係なんてないよ」
「
その68:音楽は聴きますか?好きなジャンルは(異世界の方は近いと思われるものを)
「カラオケと同じでやっぱりCoccoだとか鬼束ちひろだとか。後はインストゥメンタルを割りと」
「殆ど洋楽。ジャンルはあんまり拘らないかな」
その69:最近泣いちゃったことありますか?そのわけは?
「そういえば、奈奈サンって泣かないよね」
「人に見せるもんじゃないでしょ? 涙なんて。同情誘うような卑怯な手は使いたくない」
「そういわれるとますます泣かせたくなるなあ」
「変態」
「どうとでも。オレは……んー思い出せないくらい前だなあ。あくびとか含めなければ」
その70:最近ムカついたことはありますか?そのわけは?
「今。こうやって安芸と向かい合っていなくちゃいけないこと」
「つれないねえ。ま、オレも今日奈奈サンに近づく危険因子の存在が分かったことだし。そこらへんかな」
その71:自分って子供だなぁと思うのはどんな時?
「焦ってるときかな。何もしてない証拠なんだよね、そういう時って」
「奈奈サンに手ぇ出せない時」
「十分出してると思うけど」
「いや、ダメだな。ここぞって時にイマイチ踏み込めない。奈奈サン、隙が多すぎるから余計に怖くて」
「似合わないね」
「そう? でもオレそういうの嫌いじゃないけどね。今まで味わったことない経験だし」
その72:自分ってオトナぢゃーん?って思うのはどんな時?
「まあ、理性を保ちきれてるところかな」
「安芸に理性なんてあるの?」
「失礼な。奈奈サンの前じゃ理性のカタマリだよ? これでも」
「塊でこれ?」
「うん、コレ」
「……安芸を軽くあしらうとき」
その73:最近年くったな・・・と感じるのはどんな時?
「前よりキレがなくなった」
「何にとは聞かないでおくから、あえて」
「聞いてもらって構わないけど?」
「聞きたくないから。私は……時間から取り残されて高校に通ってること自体」
その74:肉体的なコンプレックスってありますか?
「髪。ストレートには憧れるよ」
「なんで? 奈奈サン、可愛いじゃん、髪の毛ふわふわで」
「朝とか爆発して大変なんだから。それに変になりそうで短くできないのもイヤ」
「んー。短くなったらこうやって、髪にキスとかできなくなるでしょ」
「ちょっと、やめてってば」
「ああ、そっか。そのまま直に頭に口つければいいのか」
「ふざけないで」
「や、本気なんだけどね。オレは……脚とか腕とかつるつるなところ」
「ない方がいいじゃない」
「やーでも、男でスネ毛ないのはちょっとね。それに頭とか将来怖くて」
「だったらそんな色に染めるのやめれば?」
その75:精神的なコンプレックスってありますか?
「些細なことですぐ動揺すること」
「そこが可愛いんだって」
「知らない」
「オレは、すぐ茶化してなかなかまじめな話にもってけないことかな」
その76:まだ発表されていない秘密データってありますか?
「バレバレなネタバレが幾つか。ま、後半までオレの出番ないらしいし。それまでに忘れ去られてる可能性大だけど」
「一応あるけど。大したものはないよ」
その77:時間には几帳面な方?
「奈奈サンはきっちりしてるよね」
「わたしは普通なの。安芸がいいかげんすぎるだけ」
その78:料理ってしますか?得意なメニューありますか?
「何でも作る自信はある」
「でも、安芸が料理してるところは見たことないけど」
「まあね。ろくに作ったことないけど。多分美味いんじゃない? 基本的に器用だからさ」
「羨ましいことだね。私は地味だけど金平牛蒡とかかぼちゃの煮付けとか」
「奈奈サンの料理ってみんなしょうゆ味だよね」
「悪かったね、同じ味付けしかできなくて!」
「別にそういうつもりで言ったんじゃなくて。奈奈サンの味付け、好きってこと。ものすごくオレ好み」
「……安芸好みでも全く嬉しくない」
その79:お酒飲めますか?強いですか?酔うと何上戸?
「未成年は飲んじゃいけないの!」
「カタイねえ、奈奈サン。オレは普通。飲める方だと思ってたけど、天と命の飲んでるのみたらさすがに頭が痛くなってきた。あいつら、どんなに飲んでも顔色一つ変わらないの」
「ちょっと待った。あのさ、天はともかく……メイちゃんてまだ15でしょ?」
「そう」
「ダメでしょ、そんな年のコに飲ませちゃ!!」
「やあー、でも命は小学校入る前から親父さんの晩酌付き合ってたらしいから。今更なんじゃない?」
その80:タバコ吸いますか?日に何本くらい?あれば銘柄を。
「そんなには吸わないかな。朝起きて1本、飯食って1本、ヤッた後1本、フロ入ったあと1本それくらい。銘柄はあるやつならなんでも。特に決めてはないけど。ああ、でも軽すぎるやつは吸わないかな」
「煙草も未成年は吸っちゃいけないの」
「奈奈サン、こういうのはね。20になる前に始めて20になる前に辞めるもんだって」
「そんな……」
「言っとくけど、これ言ってたの兄さんだから」
「…………あのひと、ちっとも辞めてなかったじゃない」
「ん。初めて吸ったのが20すぎてからだからもう辞められないってさ」
その81:これがないと生きていけない!ってものありますか?
「セックス」
「私は特になし」
「あれ、反論無いんだ」
「もういちいちつっこむのも疲れたの」
「奈奈サンの口からつっこむだんて……」
「もう下ネタ禁止」
「ええー」
「禁止ったら禁止!!」
その82:同性、異性、どっちが好きですか?
「同性のが落ち着くんだけど……女友達とかあんまり出来ない」
「オレは女の子のが好き。ってか野郎には興味ナシ」
その83:初恋はいつですか?
「覚えてない。多分小学生頃だと思うんだけど」
「オレは最近も最近。高2だったかな」
その84:相手は誰ですか?今どうしてますか?
「同じクラスの男の子。名前ももう覚えてないな」
「奈奈サン」
「嘘吐き」
「や、本当だって。躰だけじゃなくて心まで思ったのは奈奈サンがはじめてだった」
その85:初体験・・いつですか?
「……高校1年の秋」
「あら、奈奈サンと同じ頃だよ、オレ」
「もっと早いと思ってた」
「やあ、中学ん時はまじめだったの。これでも」
その86:相手は誰ですか?今どうしてますか?
「当時のバレー部のマネージャー先輩。今は知らない」
「…………」
「相手は兄さん、で、今はもう奈奈サンの傍にはいない。そういうことでしょ」
その87:唐突ですがあなたの一番大切な人がゾンビになってしまいました!もう相手を滅ぼすか、自分もくわれて共にゾンビとして生ける屍となるくらいしか道はないようです。あなたならどうする?
「ゾンビにするとかまだるっこしいものじゃなくて、いっそ一息に殺してくれればいいのに」
「オレはねえ、閉じ込める。逃げるためじゃなくて、逃がさない為に」
「囲うつもりなの?」
「ま、それに近いかな。ゾンビだろうとなんだろうと。奈奈サンが手に入るならそれでいい。だけどオレが正気じゃなくちゃ意味はないから、ゾンビにはなれない」
その88:宝物ってありますか?
「奈奈サンはやっぱりその指輪?」
「どうして?」
「今、ずっと見てたから」
「……そう、かもしれない」
「オレはまあ、コタローかな。じじい犬の割りに長生きしてる分、死んだ後のことは考えたくない」
その89:世界を滅ぼすほどの力を手に入れたら何がしたい?
「その力を消す方法を探す」
「勿体無い」
「絶対に気が狂うだろうから。はじめは冷静でもね。だから早めに無くした方が身のためだと思う」
「オレだったら贅沢して好き勝手過ごすけどね」
「……すぐ飽きると思う。きっとね」
その90:自分ってボケだと思う?ツッコミだと思う?
「当然、つっこむ方で」
「下ネタは禁止って言ったでしょ!」
その91:ズバリ!弱点は?
「結局、好きなコには弱いとこ」
「軽口を無視しきれないところ」
その92:作者についてどう思いますか?
「やー直接オレじゃなくて元キャラのことだけどね。『グレースなんて嫌いじゃー』『もうやだ、書きたくない』『出番丸々削ってやった』とか散々言われたからねえ。言っとくけど、オレそういうの忘れてないから」
「人で遊ぶの、やめてくれない?」
その93:作者さんへ質問/このキャラ好きですか?
奈奈……大好きだ、こんちきしょう。
安芸……読んでいただければわかるかと。
その94:作者さんへ質問/その理由は?
奈奈……私好みの女の子の要素を詰め込んだコだから。とはいえ、元キャラより随分口が良いなあ。安芸を前にするとこんな感じだけど、涼と一緒の時の明るい彼女も好きー。凛のこと邪険に扱う時もスキー。ごめんね、親バカで。
安芸……書いてて楽しいから。元ネタキャラはもう少しストイックな人で、思いつめる様子書くのが苦痛でたまらなかったのだけど。飄々とした部分をクローズアップしたら一気に書きやすく&お気に入りに。
その95:作者さんへ質問/キャラ作りで参考にした他作品のキャラクターっていますか?
奈奈……元キャラのみ。ああ、でも『+−』の桜子もちょっと入ってるかも。
安芸……元キャラ+椿+シザマイル+α。全部自分のキャラクタア……。
その96:作者さんへ質問/自分と似ているところってあると思いますか?
奈奈……すぐ喧嘩腰になるところ。
安芸……似てる部分……あるか? ないよな? お願い、無いと言って。
その97:作者さんへ質問/メディア化されるとしたらアニメがいい?実写がいい?
実写。15分枠とかの帯ドラマで見てみたいなーと。
その98:作者さんへ質問/現実時間でこのキャラが初めて世に出たのはいつごろ?
奈奈は凛と全く同じ。安芸は元キャラは1998年。先生モノではつい最近(2003年)。
その99:作者さんへ質問/メインの発表媒体はネット?同人誌?
見ての通り、WEB公開。
その100:お疲れ様でした。最後にこれを読んでくださった方に対してキャラとして何か一言お願いします。
「本当、最低。涼くんとか大助くんとか、まだ友好的に話せる相手にして欲しかった」
「あらま、天は入らないんだね」
「だって、どうせメイちゃんの話ばかり聞かされるにきまってるもの」
「ま、そだね。あいつの色ボケも今に始まったことじゃないし」
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。(以下エンドレス)。
私が18禁等ほのめかすシーンすらまともにかけないことがよーくわかって頂けたかと。
エロというより、下品になるんだよね。昔から(遠い目……)。
ところで、フレームページなのでわかりにくいけれど。ここのアドレス、誘惑という意味の英単語になってるんだよ。まんまだね。あんまり効果はないようだけど。
安芸が奈奈に惚れたきっかけは、以前日記で期間限定で掲載したALL OVERという話で書いたのだけど。
そのうち日記掲載分もきちんと書き直して載せようとは思ってる。まだまだ先の話だけどねえ。
それにしても、見事に3/4の確率で文句言われたね、組み合わせ。
ムダに縦に長ーいページ。完読された方、お疲れ様です。いるのかな、果たして……。